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JAWS-UG CDK支部 #7
2023/07/12開催「JAWS-UG CDK支部 #7」でLTさせていただきました。
発表内容:「AWS CDKで"使う"GoFデザインパターン 〜実際どうなの?〜」
「AWS CDKで"使う"GoFデザインパターン 〜実際どうなの?〜」という発表をしました。
自分の発表資料はこちらになります。
あとがき
これは、先日の「AWS Dev Day 2023 Tokyo」で発表した「AWS CDKで学ぶGoFデザインパターン 〜IaCにもコード設計〜」という内容のスピンオフでした。
そのときは、CDKでGoFデザインパターンを「学ぶ」という視点でお話をしましたが、今回は「使う」という目線で実際どうなの?というようなお話をしてきました。
CDKの最近の流れ
自分の観測範囲でここ最近、CDKの設計方針の議論が活発になってきているように見え、CDKも次のフェーズになって来たと思います。
CDKは、インフラ定義でありつつ、プログラミング言語というアプリケーション側と思われてきた技術分野の融合として革新的なIaCツールだと思います。(他にも他社製品はありますがご愛嬌で。)
また、ただ単に「プログラミング言語で書ける」というだけじゃなく、「Construct」という概念?機能?により抽象的にリソース定義を行えるという点が開発体験の向上などに繋がっていたりというところも大きい特徴かなと思います。
その中で、ConstructによりIaCとしての新たなリソースのモジュール粒度の考え方が出てきたり、プログラミング言語を通して定義する中でアプリケーション開発での書き方と従来のインフラ構築定義の間の溝をどのように埋めるかを議論したりと、まだまだベストプラクティスが固まり切っていない状態だと思います。(アプリ側の人とインフラ側の人でバックグラウンドが異なるので、一概にあれだこれだと言えないところではありますよね。)
自分はアプリとインフラどちらもやってきた人間で、特にアプリ側では設計・モデリングを得意としてやってきたため、まさに自分の好きな・興味のある流れになってきた!とか思っています(笑)
とはいえ自分もこのCDKの指針において何も確固たること・偉そうなことは言えず、まだまだ検証・試行錯誤の段階なので、色々やってみてアウトプットしていきたいなと思います。
最後に
もうJAWS-UG CDK支部での登壇は3回目になりますが、本当に良いイベントです。運営の方々も温かくて是非おすすめな支部です。
自分もまた出たいなと思っております。