2024年のアウトプット/資料まとめ

あけましておめでとうございます。

2024年のアウトプットを振り返り、まとめてみました。かなり濃いものばかりになったんじゃないかなと思います。

目次

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はじめに

あけましておめでとうございます。2025年になりました。

もう年が明けたのにまだ2024年のこと書くのかって感じかもしれませんが、SNS上で色々な方が1年の振り返りを成果物と共にまとめていて「これいいなあ」と思ったのと、2024年は自分の中でもかなり大きな年だったので、せっかくなので書いておこうかなと。


またアウトプットの全体的な振り返りとしては、量は昨年と比べて大きく減ったけれど、代わりに質は上がったんじゃないかなと思っております。


まず初めにCDK以外のイベント系を

自分はAWS CDKのおかげで今の自分があると言っても過言ではないくらいお世話になっています。CDKのこととなると書くことがたくさんあるのでいったん記事の後半に回してざっくりなイベント事を。


2024-03-28: 念願のAWS HEROになれました

まず自分の中で一番の大イベントだったのが、AWS HEROに選出される」でした。

こちらは以下の記事に詳細をまとめているので深くは触れませんが、自分の今までの長いエンジニア人生で一番すごいと言っても過言ではないイベントだったなと思います。実際これを機に様々な機会に恵まれたりもしました。

go-to-k.hatenablog.com


2024-06-21: OSS活動のススメ (AWS Summit Japan 2024登壇)

AWS HEROに選出いただき、その3ヶ月後にあったAWS Summit Japan 2024」では、AWS HEROステージというHEROの方々の登壇で1日を埋め尽くすという物凄く贅沢なイベントがあり、こちらに登壇させていただきました。

内容としては、「OSS活動って難しくないぜ!気軽にやってみよう!あんなことやこんなことがあるよ!」みたいなお話を。

speakerdeck.com


2024-12-02 ~ 2024-12-06: AWS re:Invent

2024年11月末〜12月、ついにラスベガスで開催される世界最大級のグローバルイベント、「AWS re:Invent」に参加してきました。

これは記事書くのを忘れてしまったのと、写真もいっぱいありすぎるのでとりあえず文章だけで。。。

こちらもAWS HEROの特典で、カンファレンスチケット、航空券、ホテルをすべてご提供という形でご招待いただけるおかげで参加できました。本当すごい特典です。。。来年も行けたらいいな。。。


あと現地で日本のAWS HERO達で集まって日本向けにre:Inventの模様を配信する「re:Invent 2024 Daily re:Cap」にも参加させていただきました。


CDKまわりの資料

ここからはCDK関連の登壇資料とブログ資料のまとめです。

量は少なかったけど、結構良いネタ出せたんじゃ無いかなと思っています。


2024-04-24: AWS CDKコントリビュートTIPS (JAWS-UG CDK支部 #13)

まずは4月に、JAWS-UG CDK支部から「CDKのマニアックな話やコントリビューションを考えている方向けのお話をしてほしい」という嬉しいオファーがあり、30分枠を頂いてお話してきました。

オファーをいただいて登壇するのは2回目なので嬉しかったです。また、内容もコントリビュートに必須な内容になっていているのではないかなと。

speakerdeck.com


2024-06-04: AWS CDK におけるバリデーションの使い分け方を学ぶ (builders.flash掲載記事)

AWS HERO枠で、AWS公式ウェブマガジン「builders.flash」に記事を寄稿させていただきました。

「CDKのバリデーションの使い分け」という、これまたマニアックだけど非常に大事で、かつ世の中に情報があまり無い・自分にしか書けないであろう記事をAWS公式から出せて満足です。

バリデーションをきっかけに、CDKのライフサイクルなどの良い勉強にも繋がるのではと思います。

aws.amazon.com


2024-07-06: AWS CDKにおける「再利用性」を考える (AWS CDK Conference Japan 2024)

こちらはCDKの年1のお祭り「AWS CDK Conference Japan 2024」に採択いただき、しかもトリで登壇させていただくという嬉しい機会をいただきました。

CDKはプログラミング言語で書ける・かつオブジェクト指向で書くというところから、再利用性を担保したい・でも方法を模索中みたいな方も多いんじゃないかなと思い、そんな方に役立つであろうネタを発表しました。

これも自分的に結構自信作です。

speakerdeck.com


2024-07-06: CDKコントリビュートワークショップ (AWS CDK Conference Japan 2024)

同じく「AWS CDK Conference Japan 2024」で、「CDKコントリビュートワークショップをやってほしい」というオファーをいただき、ゆっきーさんクライヤーさんと一緒に開催させていただきました。

これを機に実際にコントリビュートデビューされる方も何名かいて、とても良い場になって良かったです。

また、かなり実践的でこれをやればスムーズにコントリビュートできるようになる良いコンテンツになりました。

jawsug-cdk.connpass.com


実際のコンテンツは以下になります。

jaws-ug-cdk.github.io


2024-07-25: AWS CDKにおける「cdk.context.json」の必要性

これはCDKを使う大多数の人が知っておくべき内容だと思い、記事にしました。

特に後半の内容は知らない方がほとんどだと思うので、必見です。

自分の中でも指折りの特に良い記事になりました。(良い: 役に立つ・実践的・面白い・マニアック、などの観点から主観で判断 :))

go-to-k.hatenablog.com


2024-11-01: AWS CDK における単体テストの使い所を学ぶ (builders.flash掲載記事)

こちらもAWS HERO枠で、またまたbuilders.flashに寄稿させていただきました。

結構自分の中で自信作で、反響もかなりあったと思います。


CDKのユニットテストってあまりセオリーが世に出ていなくて、でも自分の中で何となくの指標やら判断基準などがあったので、それを言語化して世に出せば何らかの貢献になるのではと思い執筆しました。

aws.amazon.com


2024-12-16: AWS CDK の Aspects の仕様が変わりました

これはまああまり知らない人が多いだろうなと思って、機能変更がリリースされてすぐに書いて周知したかったって感じです。

もともとRFCが出ていてその時から気になっていたのと、自分は結構Aspectsにうるさい(*後述)ので、書いてみました。

go-to-k.hatenablog.com


自分は結構Aspectsにうるさい

*上記builders flashに寄稿した「AWS CDK におけるバリデーションの使い分け方を学ぶ」で解説しているCDKのライフサイクル(Prepareフェーズ)の話とか、GoFデザインパターンのVisitorパターンのお話など。。。参考がてらリンクも載せるので良かったら(↓)

speakerdeck.com

go-to-k.hatenablog.com


2024-12-16: AWS CDK Aspects specifications have changed

上記記事の英語版を書きました。

久しぶりの英語記事。AWS HEROオーガナイズ管理下で投稿しています。

(今まではCommunity Buildersでしか投稿したことがなかったのでHEROでは初投稿!)

dev.to


その他

CDKコントリビュートまとめ

今年もまあまあCDKコントリビュートを行ったので、2024年の数値的な振り返りを。


とは言ってもPRを出す数はここ一年でだんだんと減ってきていて、レビューにシフトしていったんじゃないかなと。もうあまり自分でPRは出さず、あとはレビューやサポートに回ろうかなといったスタンスになってきました。(ここ最近は忙しくて全然レビューできていないのですが。。。)

まあでも、よほど自分が欲しかったり自分で実装したいものは自分でPR出そうと思っています。


あとはOpen Constructs Libraryという、2024年2月に立ち上がったコミュニティ駆動のCDKコンストラクトのOSSプロジェクトでメンテナーをやることになり、そっちでもレビューしたり小さいPR出したりもしました。これは2025年もう少し盛り上げていきたいなと思います。

github.com


CDK Chatting

今年の7月からhassakuさんと、XスペースでCDKに関する雑談会を不定期でやり始めまして、4回開催しました。

今後Xスペースで続けるのか、映像含めた形も挑戦するのか、など色々話していますが、まあゆるくやっていければ良いな〜と思っております。

また2025年もやりたいと思っていますので、ぜひ気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。

aws-cdk-chatting.connpass.com


最後に

2024年は濃い年になり、正直2025年はそれを超える自信はないですが、1つでもとびっきりのネタを考えて何かしらの形で世に出せたらいいなと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。