アドカレ「AWS Community Builders Advent Calendar 2023」のシリーズ1の最終日(25日目)の記事です。
かつ、今年のアウトプット活動の振り返りも兼ねた記事にしました。
目次
AWS Community Buildersとは
以下公式リンクをご覧ください。(アドカレの他の皆様の記事にも詳細があるのでそちらもぜひ!)
自薦による応募で、年に2回その機会があります。その際に色々と記入したものを提出し、審査の末に選出されるというような仕組みです。
AWS Community Buildersで捗るアウトプット活動?
さて、いきなり本題です。
「AWS Community Builders」プログラムに選出され、「AWS Community Builder (s無し)」になると、色々とアウトプット活動が捗ります。
※せっかくなので今年の自分のアウトプット活動の振り返り的な要素も含ませてもらいました。
CRT(Content Reporting Tool)
まずこのプログラムには、自分のアウトプット実績を登録する「CRT(Content Reporting Tool)」というフォームがあります。
自分が登壇、OSSコントリビュート、ブログなどのアウトプットをするごとにその実績を登録するような使い方となります。
これの何がいいかと言うと、自分のアウトプット実績が可視化されて、「ああ、こんなにアウトプットしたんだなあ」という実感が湧きます!
「それだけ?」って感じですが、基本的に自分はアウトプット活動はプライベートで行なっているため、モチベーションがないと中々続けるのが大変だったりします。
このツールによって今までの自分のアウトプットが可視化されることで励みになり、今後のアウトプット活動がより捗るようになるわけです!
自分の場合、今年100件くらいアウトプットしたそうです。
登壇件数だけで言うと10件、日本語ブログと英語ブログ(後述)で合わせて約30件ちょっと、残りの60件程は全てOSSコントリビュート(ほぼAWS CDK)でした!たくさんアウトプットできたんじゃないかなと思います。
英語ブログ
AWS Community Builderになると、特典としてDev.toというブログプラットフォームにて、Community Builder Organizations配下でブログを書くことができます。
基本的に英語の記事が多く(英語以外の母国語で登録される方もいます)、AWS Community Builderになったことで「英語で記事を書く」という体験ができるようになりました。
自分の場合、現在17記事ほどの英語ブログを執筆しました。
またCommunity Builder Organizations配下ということでCommunity Builderのページで投稿されたり、Community BuilderのTwitterアカウントで共有がされるので、単に個人で記事を書くより閲覧数を稼げるんじゃないかなと思います。
これによって、Dev.toにおける自分のフォロワー数もなんと1400人を超える数となりました!!(誰もフォローしていないのに・・・!)
AWSクレジットの付与
同じく特典として、$500のAWSクレジットが付与されます。
これがどうアウトプット活動に直結するかというと、AWSのアウトプットをするには実際にAWSを触るのは欠かせませんよね。
そしてそれが個人アカウントの場合、リソースを作って触ったりしていると、もちろん料金がかかってきます。お高いリソースが中々使えなかったり、リソースを適宜消さないといけないとか気を使ったり、お財布事情が出てくるんじゃないかなと思います。
そんな中AWSクレジットをこれだけもらえると、割と好きに触れるようになり、普段触らないリソースや少しお高いリソースまで色々と触れるようになり、アウトプットの幅がとても広がるわけです!
自分の場合、AWS CDKのコントリビューターを日常的にやっているのですが、コントリビュートの中で実際にCDKを通して様々なリソースをデプロイするということが必須になってきます。
AWSクレジットがない場合もちろん自腹でAWSリソース料金を払ってコントリビュートをすることになりますが、この特典によりあまり料金を気にせず日々CDKコントリビュートを行えるようになり、非常にOSSコントリビュート面でのアウトプットが捗っています!
グローバルなコミュニケーション
こちらはアウトプット活動と直結しているわけではないのですが間接的に捗ります。
AWS Community Builderはグローバルなプログラムで世界中からメンバーが集まっています。そしてCommunity Builder専用のslackチャンネルが用意されています。
そこでさまざまなCommunity Builderの方と、もちろん英語でグローバルなコミュニケーションを行うことができるのです。
「これでどうアウトプット活動が捗るの?」ってところですが、気ままに呟けるチャンネルがあり、そこで色々とつぶやくと嬉しい反応・リアクションが付いたりするのです!
例えば、自分はAWSの自作ツールをOSSで公開しているのですが、その紹介を軽く書き込んでみたら「めっちゃいいね!」みたいな返信がもらえて、自分のツールがグローバルに広がって海外のユーザさんが増えました。
※それがきっかけになったのか、AWS Españolの方に自分のツールのスペイン語記事を書いてもらったりまでしました・・・!
またその自作ツールOSSを、AWSのOSSまとめ記事に掲載もしてもらえました!
また、AWS CDKコントリビュートまわりで、自分がStar Contributorというランクになったり(今は最上位のDistinguished Contributorというランクになりました!)、Trusted Reviewer(コントリビュートしてくださる皆様のプルリクエストをレビューする役割)というものに選んでいただいたことを報告したら、すごく褒めてくれました。
普段エンジニア活動・アウトプット活動をしていて人に褒めてもらうことって中々ないと思いますが、このように自己肯定感が上がることで、次なるアウトプットが楽しみなり結果的に捗るわけです。
(そんな使い方するか〜?って話ですが、ふと書いてみたら結果的に自分にはとても良い効果があったのでした・・・!コミュニケーションってすごい・・・!)
最後に
とまあこんな感じで、AWS Community Buildersで捗るアウトプット活動というネタでブログ書かせてもらいました。
AWS Community Builders自体の特典は色々とあるかと思いますが、自分は「アウトプット」という面に焦点を当てて書いてみました。
普段アウトプット活動をしている方、次の応募時期になったら(年2回)ぜひ応募してみてください!